三月になってもまだ君の電話は来なくて
赤の蛇口ひねっても
まだ熱くなりきらないけど待つ
もう冷たい水でも顔を洗えるけど
待ち始めたから

川沿いの道を歩く
空気が少しぬるくて
さっきの水道水を思い出してあくびをした

今日で19歳になる君は何をしてるの
実は君の誕生日だから一日空けておいたんだ
意味ないだろ

君にふられた後にすぐ書いた日記を読む
何ページも同じことが書いてあって
つまらないな
そういう冷ややかな自分
悲しいままでいたい自分
二人とも本当だし
二人とも偽物だ

とにかく君はいない
僕の生活に君の匂いなくなっていく
君がいない
僕の生活のどこにも君がいなくなって

君がいない
僕の生活に君の匂いなくなっていく
君がいない
僕の生活のどこにも君がいなくなっていく

夏は逃げたりしないで
少しずつ歩いてくる
君がいない夏が来る
君がいない夏が来る
君がいない夏が来る
君がいない夏が来る

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